2007年11月7日 水曜日

茅の輪くぐり

Filed under: ブログ — homewakaba @ 15:52:00

あっとほーむ若葉の養護老人ホームの利用者さまは、半年に一度、近くにある松尾天神社の清掃奉仕をしてくださっています。

これは社会への貢献と、地域交流の気持ちから始まった利用者さまによる奉仕活動で、能登福祉会が七尾市から事業を引き継ぐ前から長い間続いています。

今朝はソフトエアロビクスで体を温めた後、いつものように生活相談員と一緒に松尾天神社へでかけました。

最近は外の空気もだいぶ冷たく感じるのですが、お日様と準備運動のおかげもあって暖かいよい日になりました。

利用者さまは、長年の畑仕事で培われた慣れた手つきで手際よく草をむしり、鍬で刈り、紅葉で散った落ち葉を集めて下さいます。

相談員も利用者さまのそばで、一緒にお手伝いをさせて頂きます。

落ち葉で重くなった袋は、皆様協力しながら二人係で運びます。

清掃を終え、神社が美しく変身した後、帰りにみんなで珍しいことをしてきました。

「茅の輪くぐり」です。

「茅の輪くぐり」とは、夏越しの大祓え(一般的に6月の末日のようです)の際に、茅草でできた輪をくぐることにより、罪やけがれを祓い清め、夏の暑さより身を守り、家内安全・一家繁盛を祈願する、大きな神社などで行われる神事だそうです。

(ホームページで色々と調べると、茅の輪くぐりは、『備後風土記』に書かれた、素戔嗚尊(すさのおのみこと)に親切にした貧しい村人である蘇民将来が授けられた「茅の輪」によって疫病から免れることができた、という神話がもとになっているようです。)

この茅の輪は、松尾天神社の宮司さんが昇格され、11月にそのお祝いとして干したもち米のわらで作られたそうです。

最近は、もち米のわらはなかなか手に入りにくく、お正月のしめ縄をうるち米のわらで代用する場合も多いそうなのですが、特別手に入ったそうです。茅の輪は、地域の方の希望によりしばらくそのままにし、近くの園児さんなどがくぐりに訪れているそうです。

くぐり方の説明が書かれていました。

いろいろなくぐり方があるようなのですが、松尾天神社の茅の輪くぐりは、自分の願いを心に唱えながら左回り、右回りと3度ずつ8の字を描くようにまわり、神前にお参りするそうです。

地域によっては、

「水無月(みなつき)の 夏越しの祓するひとは 千年(ちとせ)の命 延ぶ(のぶ)というなり」

という古歌を唱えつつくぐる神社もあるそうです。

利用者さまもスタッフも順番にくぐり、神秘的な古の文化にふれる事ができました。


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